簡単な革の工作講座 その４ 『スリッポン』

今回は、靴を作ってみます。スリッポンタイプです。

はじめに、型紙を作ります。

工作用紙で作りました。

材料です。

底の部分は、２枚用意します。
型紙にない、かかとのベルト0.3cm×3cmくらいです。
＊革は、文具のハサミでは切れません。剪定用のものや、カードが切れるようなもの、カッターナイフなどを使います。
　手の皮も切れてしまうほどですので、小さいお子さんが作られる場合は、大人の方が切って準備してあげてください。

木工用の速乾性ボンドで貼り合わせていきます。

ボンドを薄く均一に付け、靴底を２枚重ねて貼り合わせます。


側面の下の部分にボンドを付け、巻くように靴底に貼ります。


前の部分は、貼る前に曲げて折癖をつけます。
靴底の前と貼り合わせる部分にボンドを付け貼ります。


靴底の全体にボンドを薄く付け、一回り大きい外側の靴底を貼ります。
はみ出る場合は、靴に合わせて切ります。


かかとのベルトの両端にボンドを付けて、挟んではります。
ボールチェーンを通せるように真ん中は貼りません。


ボールチェーンを通すと、完成です。


ぶら下げると、こんな感じです。

次回は、違うタイプの靴を作ってみます。

簡単な革の工作講座 その３ 『ランドセル』

今回は、ランドセルを作ってみます。

材料です。

背中３cm×３cm　サイドと底は１cm幅　前胴３cm×2.5cm　フタ3.5cm×６cm　ベルト0.5cm×６cm
＊革は、曲げやすい向きと曲がりにくい向きがあります。
　材料を取るときに、確認しておきましょう。フタは長い方向を曲げやすい方向に。
＊革は、文具のハサミでは切れません。カッターナイフや剪定用などのハサミで切ります。
　お子さんが作られる場合は、大人の方が切って準備してあげてください。

木工用の速乾ボンドで組み立てていきます。

ベルトの両端にボンドを付け、背中のパーツに貼り付けます。


フタの端を斜めに切り込み、上の部分に貼り付けます。


サイドのパーツの厚みの部分にボンドを付け、貼り付けます。


同じように、底も貼り付けます。


反対側のサイドも、同じように貼り付けます。


前の部分を貼り付けます。


フタを巻いて、折くせを付けます。


出来ました。


ミニチュア飾りなら、このままで。


ぶら下げるマスコットにする場合は、
底にベルトを付け、フタの端を切り込み、差し込み部分を作ります。


フタの上部分に、ボールチェーンを通す穴を二つ開けます。
＊穴あけポンチか、ない場合はキリなので。


ぶら下げると、こんな感じです。

次回は、靴を作ってみます。

簡単な革の工作講座 その２ 『ショルダーバッグ』

前回のトートバッグに続き

今回は　ショルダーバッグです。

材料です。

本体部分　３ｃｍ×６ｃｍ　　横のマチ1.5ｃｍ×2ｃｍ　２枚　フタ部分３ｃｍ×2.5ｃｍ
革の厚さは、大体1~1.5ｍｍくらいです。
＜注意＞　革は文具用のハサミでは切れません。カッターナイフや剪定用などの
　　　　　よく切れるハサミを使います。
　　　　　革が切れるということは　手の皮も切れてしまいます。
　　　　　お子さんが作られる場合には　大人の方があらかじめ材料を切って　
　　　　　用意してあげてください。

速乾性の木工用ボンドで　貼り合わせて　作ります。

マチの３辺にボンドを付け　１辺を貼り付けます。


巻くように　残りの２辺も貼り合わせていきます。


反対側のマチも　３辺にボンドを付けて　貼り合わせます。


マチから5ｍｍ飛び出しているところに　フタを貼ります。
形に沿わせて　曲げぐせを付けます。


肩紐の端にボンドを付け　左右のマチに貼り付けます。　完成です。


肩紐にボールチェーンを通すと　マスコットになります。


前回のトートバッグと並べての撮影です。

次回も　また別のバッグを　紹介します。