2018年02月17日

その翼と・・・歌声と。。。。

透明になるということを勘違いしていた。

見た目が解らなくなると言うことで、
物質がなくなるわけではなかった。

フワフワと飛べることもなく、
駅の階段を誰にもぶつからないように注意して降りた。
得体の知れない空気の壁は、
重大な事故の原因になる。

自動改札も通り抜けられるわけではなかった。
カードだけが改札機にタッチされているのを見た人は、
取り忘れられていると勘違いしたか、
疲れすぎて幻を見てしまったと、
目をこすっていたに違いない。

三日もすると、透明であることの不自由さに疲れ、
あの店の前で、愚痴っていた。
「姿が欲しい。」

「どんな姿になりたいんだい?」
ウインドウの中の鳥たちが囁いた。
「君たちのように、自由に飛べる姿に。」

私は、萌ゆる黄緑のウグイスになり、
店先の白梅のひと枝に止まった。
声を出すと、
あの春先の練習し始めの歌声になった。

5004,5,6 うぐいす.JPG
5004,5005,5006 ウグイスのアクセサリー
西荻窪 ニヒル牛さんに納品しました。
posted by say-go at 23:39| 東京 ☀| Comment(0) | ガラスのジュエリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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